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リスは通常 高い木の上に巣を作りますが、たまたま地上4メートル位に取付けた巣箱が気に入ったらしく、そこで巣作りを始めました。
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リスは近くの木の枝を歯で噛みきって巣箱へ運んできます。 巣箱の大きさよりかなり長い枝を運んできます。
巣箱の中へセットするときは巣箱へ枝を引き込みながら適当な長さに噛みきっています。
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巣箱の中で2〜5分ぐらいかけて枝と枝を絡ませ、それが終わると又枝を探しに出て行きます。
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近くの木の枝を物色しています。気に入った枝があると噛みきって巣箱へ運びます。
リスの歯は鋭く、枝は一発で噛みきってしまいます。直径2〜5ミリ位の枝がお気に入りのようです。
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リスの足の爪は木にしっかりと食い込んでいるようで長い枝を運ぶときも実にしっかりした足取りです。
幹の登り下りはまるで平地を走っているかのように軽やかです。
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こうして何度も何度も運びます。この巣箱の場合はほぼ1日で枝運びが終わりました。
最後に樹皮(杉や檜の皮のように見えました)を2〜3回運んで巣の内装を仕上げていました。
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巣作りが終わって2週間ほどした頃から、リスは上の写真のように時々巣箱から顔を出してジッとしているときが見られるようになりました。
どうやら子リスに授乳しているように思えました。
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さらに一週間ほど過ぎた頃、突然母リスは子リスを口にくわえて巣箱から出てきました。
子リスのおなか付近をくわえて、100メートル以上はなれた別の巣へ運び始めました。 リスの引越しです!
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リスは子リスをくわえたまま幹を下り、地上を一目散に南へと走って行きました。
数分すると高い木の上を枝伝いに戻って きて 又、子リスをくわえて地上を走っていきました。
こうして子リスをすべて運び終え、引越しは終了しました。
リスの巣立ちを見れなかったのは残念でしたが・・・・・
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