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餌台へ来る野鳥の中で、イカルはもっとも大食漢です。しかもイカルは1羽で来ることはあまりなく、大抵群れで来るのでえさはすぐ無くなります。
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巣立ちしたばかりの若鳥が親鳥と一緒に餌台に来た。若鳥はまだひまわりの種の食べ方を知りません。
親鳥は殻を取った種の中身を与えています。
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ベランダの手すりの上でもの思いに耽っています。 このまま数十秒とどまっていました。
何を考えていたのでしょう・・・
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― 雪が降ると大変です ― |
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雪が積もるとえさが見つけにくくなり、野鳥レストランはイカルの群れで満員になります。
1羽がホバリングしながら割り込みを狙っていますが、簡単ではありません。
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手前のベランダの手摺りの上にも2羽のイカルが空席待ちをしています。
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でも平和なときは長く続きません。 餌台の上ではイカル同士がくちばしで突きあいを始めました。
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1羽が追い出されました。
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別の場所でも突きあいをやっています。 こうして弱いイカルは次々追い出され、数が少なくなっていきます。
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最後まで残った2羽はかなりの猛者です。簡単には引き下がりません。 決着には長い時間がかかりました。
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最後の1羽も追い出され、勝者が餌台を独占しました。
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― 大きな奴にはかなわない ― |
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餌台を独占していたイカルの横へキジバトが来ました。イカルよりかなり大きく、威圧感があります。
イカルは困っていますが、キジバトは悠然としています。
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イカルは口を大きく開け威嚇しますが全く効果がありません。 キジバトはイカルを全く無視しているかのようです。
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キジバトはさらに間合いを詰めてきました。もう我慢の限界です。
イカルはたまらず退散の姿勢をとり、この直後飛び去りました。 |
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アトリ科の野鳥はひまわりの種を食べるとき、カラ類のように突いて割るのではなく、くちばしに挟んでかみ砕くようにして割ります。
かなりのハイスピードで食べるためシメやイカルが来ると餌台はすぐからになります。
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シメのくちばしの色は通常薄いピンクですが、銀色のくちばしを持ったシメが餌台にきました。
突然変異の珍しいシメがきたのかと思って感激していたら、翌日餌台で喧嘩しているシメがどちらも銀色のくちばしでした。
珍しいことではないようでガッカリです。
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― シメとイカル ― |
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シメとイカルが餌台で顔を合わせたらくちばしをつきあわせ激しいバトルになります。
しかしどうしたのでしょう? これだけ近い距離で何も起きないなんて・・・
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― シメとカワラヒワ ― |
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シメの前へカワラヒワが来ました。 シメはしばらくカワラヒワを無視して餌を一心に食べていました。
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シメは目の前のカワラヒワが目障りになって来たようです。カワラヒワの方へ首を突き出して軽く威嚇しました。
それだけでカワラヒワは泡を食って退散しました。 |
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餌台によく来る野鳥です。くちばしがイカルほど大きくないのでひまわりの種を食べるときは少々苦労しています。
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カワラヒワは餌台から仲間を追い出そうとして、よくけんかをします。大抵どちらかがすぐ退散しますが、お互いに譲らず頑張る場合もあります。
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お互い譲らず頑張り過ぎると、空中戦になります。 そこまで頑張らなくてもいいのに、と思うのですが・・・ |
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アトリは餌台にいるとき周囲を警戒するような仕草をあまりしません。おっとりしているように見えますが窓越しに人影が見えると
さっと飛び立つ所は他の野鳥と同じです。
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アトリは餌台にいる仲間を追い出すような行動はあまり見られません。見た目には仲良く食べています。
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アトリの傍にイカルが来ました。アトリはイカルの威嚇を無視して餌を食べ続けています。威嚇されてもカワラヒワのように、
くちばしを開いて応戦するようなことはほとんどありません。 |
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夜明け前のまだ薄暗い餌台に見慣れない野鳥がいました。よく見るとウソのつがいです。
ビックりして慌ててカメラを構えシャーターをきりました。八ヶ岳山麓の冬の季節、ウソは標高1200m よりも高い所で 見かけます。
標高1000mの人家の窓辺に来るとは思いませんでした。
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ウソの雄は餌台にいても 一箇所に じっとしていることはなく、餌台の右へ行ったり、左へ行ったり、
ベランダの手すりに飛び降りたりして行動的です。それに反して雌は一箇所でただひたすらヒマワリの種を食べ続けていました。 |
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